画像像は、先日焙煎しました「Ethiopia Gotiti Natural 」です。
左が弊社で焙煎したもの、 右が弊社でもお気に入りでリスペクトする他店様の焙煎です。
「全く同じ豆がお店(ロースター)が変わることでどうなるのか。」
見た目の判断と「dipper」を用いた判断とで、焙煎度合いを基準に比較してみました。
まず見た目での比較。 右が若干深い豆が何%かあることがわかりますが、一見すると、どちらも「浅煎り」の部類に入ります。
2つを並べて比べれば「右が若干深いかな。。。」とわかるのですが、ご覧頂くと左と比べても同じような焙煎度合いの豆が50%くらいはあるのでは?と見受けられます。
こうなるともし単体で判断した場合、どちらも「Light!」と言いそうで、 見た目での判断は非常に難しいですね。 どちらも同じ「浅煎り」という部類に入ってしまい、A店とB店の焙煎度合いは「大体同じ」という結果に終わりかねません。
この結果を基準に物事を進めた場合、焙煎度合いは大体同じなのに、どうして味が違うのかな?という疑問に突き当たってしまいます。
ここで「dipper」を使い、Agtronを測定してみました。
結果
左:Agtron 80.1 / very light
右:Agtron 71.0 / light
なんと約10もAgtron値が異なることがわかりました!
見た目の判断では判定が難しいです。
ちなみに、左は1st crack手前であげていますので、右の他店様のものは「それより少しだけ突っ込んでいる」というロースターさんの「狙い」や好みがわかります。
この10のAgtron の違いは味に大きく影響します。
10の違いをカッピングで味比べしてみる、というワークもとても面白いと思います。
1st crackのようなわかりやすいサインを用いるとこのような2つの状況を作り易いです。
どうぞdipperを使ってお試しください。
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